INTERVIEW

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美容師養成コース
那須涼斗
1期生

The ACADEMY 1期生 那須涼斗

―アカデミー以外での沖縄の生活は
アカデミーの授業が終わったら飲みに行ったり、男の子3人は同じ部屋だったので、帰って来てまた飲んだりトランプしたり、本当に学生みたいな感じで結構楽しかったですね。
―アカデミーの訓練について
美容学校では、シャンプーは働く場所によっても結構変わるということから、本当に基礎だけ教わっていたんですけど、アカデミーに入って、手の細かい動きだったりお客様第一という考え方を教わりました。
カットも国家試験のものしかやってなかったので、セニングでぼかしたりという知識など、アカデミーで初めて学ぶことの方が多かったです。
カラーは、学校では相モデルで赤にしたいとなったらカラー剤も赤だけ入れる、みたいなことが多かったのですが、アカデミーでお客様に対して実際に施術するとなったら、お客様の髪質と髪色をちゃんと考えて薬剤を混ぜたりしないといけないなど、カラーの選定をしっかり学べました。
パーマは学校ではバインディングしかやっていなかったので、アカデミーでスタイル巻きを初めてやって、こう巻いたらこう仕上がるというのを自分で考えてやるのは本当に難しかったですね。
―美容学校の時との違いは
普通のサロンのアシスタントだったら2時間位しか訓練出来ないので、毎日出来るならすぐ上達するだろうなというのは思っていました。
実際にアカデミーで毎日やってみると、自分なりに少しずつ、今日はここが出来るようになったなとかわかりました。
美容学校では国家試験のためにやっていたので、技術とかはそんなに気にしていなかったんですけど、アカデミーで美容師になってお客様に対して考えながらやるという状況になったら、技術もしっかり出来るようになっているなと思いました。
―お店での実践について
最初は本当に人に施術して大丈夫かな?という心配はあったんですけど、カラーモデルやカットモデルで何人かにやっていたので、実際にお客様に施術することもそこまで気にしなかったです。
―働きながらでは実践できないことは
普通のサロンで働くアシスタントの方よりも、お客様に触れる時間が多い分、経験が自分の身になりました。
沖縄に行って一番嬉しかったのは、一人前のスタイリストじゃない時だったのに、お客様に「今まで行った美容室で一番良かったわ」と言って頂けたのは本当に嬉しかったですね。
―帰りたいと思ったことは
沖縄に行って、初日みんなでご飯食べて、次の日仕事に初めて行く朝ですね。帰りたいなと思いました(笑)。
沖縄なので自分の中で遊びに来た感覚が強かったからなのですが、美容師としてお客様と話す中で、普通の沖縄旅行者とは違って沖縄のことを深く知ることが出来たので、もっと知りたいなとかもっと居たいなという思いになりました。
―アカデミーを終えて帰る時に思ったことは
一番はお金をもらうという重みです。お金をもらう以上は失敗できないので。
アカデミーの時はボランティアのような形でお金を頂かないで施術していたので、多少心のゆとりはあっんですけど、お店に戻ってお金を頂くということに、心配はありました。
だけど、アカデミーでやってきたことを全部やるだけでいいので、吹っ切れました。
―アカデミーに入る後輩たちへ
アカデミー経由でスタイリストになるというのは、短期間でスタイリストになることが出来る嬉しさがある反面、集客も普通の人よりは無いから大変と思うかも知れないんですけど、毎日コツコツとアカデミーで学んできたことをやれば良いかなと。
今考えるとアカデミーで学んだことって本当に全部大切なことで、他の人が出来ない貴重な経験は、これからの人生で大事な財産になると思うので、ぜひ最後まで、同期と講師の方と助け合いながら頑張って欲しいなと思います。